クイーン戦で矢野杏奈さん(左)を下し、初防衛した山添百合さん=8日、大津市の近江神宮

 小倉百人一首競技かるたの日本一を決める第68期名人位と第66期クイーン位の決定戦が8日、大津市の近江神宮で開かれた。先に3勝した方がタイトルを獲得。会場は緊迫感が漂う中、読み上げる声や畳をたたく音が響きわたり、札が舞った。

 クイーン戦は京都市の教員山添百合さん(30)が3連勝で初防衛。名人戦は静岡県長泉町の会社員川瀬将義さん(27)が4期目を目指した京都市の塾経営粂原圭太郎さん(30)を3勝1敗で下し、初タイトルを獲得した。

 山添さんは水色のはかまとおそろいの母親の手製マスク、髪留めを着けて臨んだ。3試合とも中盤までにリードをする安定感を見せた。