アジアなどで新型コロナウイルスの死亡率が低い要因に、腸内細菌が関連している可能性があると、名古屋大などのチームが米科学誌に発表した。計10カ国の健康な人を調べると、アジアや北欧では「コリンセラ」という種の細菌を多く持つ人の割合が高かった。

 この細菌は、ウイルスと細胞の結合を防ぐ物質を作る。名古屋大の平山正昭准教授は「今回は国単位での解析をしたが、今後は患者ごとにコリンセラの有無を調べて重症化の判別ができるようになるかもしれない」と話した。

 欧米の多くの国と比べ、アジアや北欧では新型コロナの死亡率が低く、何らかの要因があるのではないかと指摘されていた。