埼玉県川口市立中の元生徒の男性(19)へのいじめに関し、学校の対応が不適切だったとして市に賠償を命じたさいたま地裁判決が確定したことを受け、同市の教育長らが6日、男性宅を訪れ直接謝罪した。

 男性は2015年に入学後、所属したサッカー部でSNSを使った嫌がらせや、顧問から体罰を受け不登校になった。市が設置した第三者委員会はいじめを認定。さいたま地裁は昨年12月、学校がいじめを重大事態として扱わなかったことなどに違法性を認め、市に55万円の支払いを命じる判決を言い渡した。

 川口市長は12月24日の会見で控訴断念を公表し謝罪。判決は今月4日に確定している。