5日、カザフスタン・アルマトイの政府庁舎に侵入したデモ参加者ら(ゲッティ=共同)

 【モスクワ共同】燃料価格引き上げに抗議する大規模デモが起きた中央アジア・カザフスタンの治安当局は5日、全土で警察官ら8人が死亡し300人以上が負傷したと発表した。タス通信などが伝えた。ロシアなど旧ソ連諸国でつくる集団安全保障条約機構(CSTO)はカザフへの部隊派遣を決定。ウクライナ情勢を巡り対立するロシアと欧米の新たな火種になる可能性がある。

 カザフのトカエフ大統領は「外国で訓練されたテロ集団による侵略行為だ」とデモを非難し、CSTOに支援要請。デモ隊を支援する国を名指しはしなかったが、CSTOは北大西洋条約機構(NATO)との軍事的対抗を主眼に置く。