カウンターに日本酒を並べ、営業再開の準備を進める竹村さん

 大規模火災があったJR広島駅西側の飲食店などが連なる通称「エキニシ」(広島市南区)で、延焼したブロックの一角にある居酒屋が店の修復を終え、近く営業を再開すると決めた。火災発生から10日で1カ月。被災して休業中の12店舗のうち、最も早い再開になりそうだ。店主の竹村晶子さん(61)は「火災を機に、あらためて人の縁や助けのありがたさが分かった」とかみしめている。

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 営業再開を決めたのは居酒屋「酒蔵」。火災では屋根の一部を焼き、窓ガラスが割れた。会社を辞めて2004年6月、飲食店経営の世界に飛び込んだ竹村さん。17年余り続けてきた店が荒れ果てた様子に言葉を失った。常連客に手伝ってもらい、片付け作業を進めてきた。

▽再開に葛藤も