安田女子大(広島市安佐南区)で、学生の声に合わせて佐藤勝秀教授(61)が舞う狂言パフォーマンスのユニークな授業があった。「日本文化演習」の一環で、通常は畑井淳一教授(68)によるオールイングリッシュの授業だが、茶華道では特別講師を迎えて特別授業をしている。

 企画した佐藤教授は、自身の経験を基に、実践から見えてくる面白さがあると考え、学生全員にせりふを割り振り、口伝の狂言には本来存在しない台本を、教授が手作りして事前に渡していた。発声方法などを入念に確認していた1年の徳永美鈴さん(19)は授業後、「抑揚をつけて読むことが難しかったが、楽しく取り組めた」と笑顔で話していた。(1年 松崎彩)