鳥取、島根県から不妊治療の患者が通うミオ・ファティリティ・クリニック(米子市)

 不妊治療に対する支援が4月、国の助成から公的医療保険の適用に切り替わることで、患者の選択によっては逆に負担額が大幅に増える恐れが出ている。保険診療と併用できる「先進医療」に含まれない治療法を選べば、保険適用が認められない「混合診療」となり、全額自費となるためだ。中国地方では鳥取県が助成制度を新設してカバーするが、対応しない自治体もある。医療機関から「患者の選択肢を奪い、技術開発も停滞する」と懸念の声も出ている。