新型コロナウイルスが流行する中、対面授業が再開した学校の様子=1月31日、コロンビア・ボゴタ(ゲッティ=共同)

 【ワシントン共同】世界銀行は新型コロナウイルス禍の学校閉鎖などによる学力低下で、生徒らが生涯を通じて得られるはずだった収入を失い、世界全体で損失額が17兆ドル(約2千兆円)に上る可能性があるとの試算をまとめた。6日までに公表した。コロナ危機で世界中の教育システムが停止し、16億人以上が学校閉鎖の影響を受けたと指摘。損失額は世界の国内総生産(GDP)の約14%に相当するとした。 

 世銀は、学習機会を失った子どもは読解力や計算能力が低下したとし、学習危機が長引いており「子どもや家族、世界経済に壊滅的な影響を与える可能性がある」と警鐘を鳴らした。