14日に津軽海峡を通過したロシア海軍の兵器輸送艦(防衛省統合幕僚監部提供)

 防衛省統合幕僚監部は15日までに、ロシア海軍の兵器輸送艦1隻が14日に津軽海峡を太平洋側から西に進み、日本海へ入ったのを確認したと発表した。ロシア艦艇は駆逐艦など10隻が10~11日にも津軽海峡を航行。14日には、潜水艦3隻を含む6隻が宗谷海峡で確認された。

 松野博一官房長官は15日の記者会見で、ロシアが北方領土での地対空ミサイル発射訓練の実施も発表したと言及。「外交ルートを通じ、北方領土の訓練に抗議した。ウクライナ情勢の中、海峡通過を含めわが国周辺で活動が活発化していることに重大な懸念を持ち、注視している」と述べ、ロシア側に申し入れをしたと説明した。