スマートフォンでニュースをチェックする秋永さん。政治、社会への関心を投票に生かせず、もどかしい

 この3年間に下宿先の広島県東広島市であった6回の選挙で、一度も投票に行っていない。広島大総合科学部4年の秋永直哉さん(21)は住民票を北九州市の実家に残したまま。県や東広島市の選挙管理委員会から「選挙のお知らせ」(投票所入場券)が届くことはない。「卒業後は九州に戻るつもり。住民票を移す話は特になかったですね」

 政治には関心がある。1人暮らしの自宅にテレビはないが、ツイッターなどの交流サイト(SNS)で一通りニュースをチェックする。「教養として社会の動きを知りたい。地方の新型コロナウイルス関連の話題も」と話す。

 ▽「手続きが煩雑」