金井さんと前田さんが1945年11月6日に撮影した広島一中の講堂の焼け跡。手前の鉄骨は折れ曲がっている(工藤一嘉氏寄贈、原爆資料館提供)

 焼け落ちた旧制広島一中(現国泰寺高、広島市中区)の講堂跡を写した写真がある。東京帝国大(現東京大)地震研究所の技師だった金井清さん(2008年に100歳で死去)たちが1945年11月、被害調査の一環で撮影した。金井さんにとって、広島一中は20年前に巣立った母校でもあった。