星空ほしぞら観察かんさつしていると、星座せいざ形作かたちづくほしなかをさまよっているかのように、える場所ばしょ変化へんかしているほしつけることができます。この様子ようす古代こだいからられており、これらのほし惑星わくせいんでいます。

 天文学てんもんがく発展はってんし、宇宙うちゅうのことがかるようになってくると、この惑星わくせい太陽たいようまわりをまわっている天体てんたいであり、太陽系たいようけいばれる集団しゅうだんつくっていることがかりました。

 さらに、望遠鏡ぼうえんきょうなどの観測かんそく技術ぎじゅつ発展はってんにより肉眼にくがんではえない惑星わくせいつかりました。そして、1930年に冥王星めいおうせい発見はっけんされてからは、太陽系たいようけい惑星わくせいは9とされてきました。

 ところが、冥王星めいおうせい発見はっけん当初とうしょこそ、地球ちきゅうすうばいおおきさとおもわれていましたが、その観測かんそくすすむにつれて、つきよりもちいさい天体てんたいであることがかったのです。

 また、2003年には冥王星めいおうせいよりおおきい天体てんたいがみつかり(注)、これも惑星わくせいになるのかという議論ぎろんき、冥王星めいおうせい軌道きどう(太陽たいようまわりをまわとおみち)のちかくにはたようなおおきさの天体てんたい発見はっけんされるようにもなりました。

 そこで、「惑星わくせいとはなにか」ということを、きちんとめようということになりました。

 天文てんもん学者がくしゃあつまりである国際こくさい天文学てんもんがく連合れんごうの2006年の総会そうかいで、つぎみっつの条件じょうけんがそろった天体てんたい太陽系たいようけい惑星わくせいであるとめられました。その条件じょうけん簡単かんたんにまとめると、①太陽たいようまわりをまわっている(図1)、②ほぼまるかたちである(図2)、③自分じぶん軌道きどうちかくにほかの天体てんたいがない(図3)、となります。

 その結果けっか冥王星めいおうせいについては3番目ばんめ条件じょうけんがあてはまらないので、惑星わくせいではなくなりました。しかし、あたらしい太陽系たいようけいない天体てんたいのグループ「じゅん惑星わくせい」となり、そのグループを代表だいひょうする天体てんたいとなっています。

 現在げんざいでは、太陽系たいようけい惑星わくせいは8となっていますが、今後こんごさらに観測かんそく技術ぎじゅつ発展はってんし、このみっつの条件じょうけんてはまる天体てんたい発見はっけんされると、惑星わくせいえることになります。ちょっとワクワクしませんか。

 (注)ここで話題わだいになったほしは、冥王星めいおうせいよりもおおきいとされていましたが、最新さいしん研究けんきゅう結果けっかでは、ややちいさいことが報告ほうこくされています。

(広島市ひろしましこども文化ぶんか科学館かがくかん村上むらかみさとし)

※2016年9月ちゅーピー子ども新聞掲載記事より