広島女学院大(広島市東区)でオリエンテーションキャンプが行われた。例年は学外で宿泊して開かれていたが、昨年と同様、新型コロナウイルスの影響により、学内で1日だけの開催となった。
オリエンテーションキャンプとは新入生同士や、新入生と先生が交流を深める行事で通称「オリキャン」と呼ばれる。開催日の4月15日には、新入生122人が参加し、上級生のオリキャンリーダーたち35人が企画、運営に携わった。
それぞれの学科にちなんだクイズをはじめ、巾着作り、ジャンボかるたなどのレクリエーションで親睦を深めた。
国際英語学科の1年佐々木星愛さん(19)は「英語を使ったレクリエーションで勉強にもなり、学科の人たちとも仲良くなれて楽しかった」と話していた。オリキャンリーダーをまとめた同学科の谷本花菜さん(22)は「1年間かけて準備してきたので達成感を感じる。1年生にはこれからの4年間、さまざまなことに挑戦してほしい」と期待を寄せた。(広島女学院大3年 飯塚彩華)