県東部で2020年に撮影されたツキノワグマ(県提供)

 山口県内で2021年度に捕獲されたツキノワグマが49頭に上り、過去10年で最も多かったことが県のまとめで分かった。岩国市が28頭で20年度の25倍に急増し、県全体の6割近くを占めた。山口、広島、島根県の西中国地域で生息数が増加傾向にあることや、奥山が荒れて餌となる木の実が少なくなっていることが背景にあるとみられる。

 県自然保護課のまとめによると、県内の捕獲数は20年度の39頭から25・6%増えた。市町別では、周南市が17頭で岩国市に続き、20年度から増減はなかった。他に萩市