一般の部
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河中文雄(79) 広島県海田町 思いも寄らぬ3年ぶりの1席に感激です。撮影場所は早朝1時間ウオーキングの途中で通る瀬野川です。普段は鳥を狙っていますが、ごみが流れているのを見ることもあり、環境問題を身近に感じていました。この日はたまたまカメラを持って歩いており、迷わずカメラを構えました。









総評
3月は人も木々も鳥も陽光に誘われ、生き生きとし始めています。表情や季節感を豊かに表現している作品が多く、満開の春を楽しもうとする意欲が感じられました。
1席「私の漁場汚さないで」川のせきでペットボトルなどのごみが浮いたり沈んだり。そばのサギが見つめる先は怒りか悲しみか。社会性を感じました。
2席「店前の春」カーブミラーに日常を閉じ込め、山里の春を演出しています。組み合わせの妙が目を引きました。
3席「内海大橋の夕景」真っ赤な太陽がアーチにはまり、まるで絵画のような作品です。
3席「盛り波」満潮時に高速船が通ると打ち上がる大きな波。勢いも迫力も十分です。
3席「誘われて」ピント合わせが難しいマクロレンズを使い、春らしく仕立てました。(映像担当部長・小林正明)
入選者
<広島県>広島市 阿土繕「夢を乗せて」、石橋多一「街中借景」、上本静樹「つばさ全開」、鍵本英明「ツーリング」、鍵本裕次「シルエット」、梶本恊治「びっくり顔」、賀中義隆「少女達の春」、迫早智子「フワフワうさぎちゃんに持って帰るよ」、里見敏行「光跡」、早瀬幸子「バス待ち」、一二三了司「砂塵を上げて」、平本元「光いづる神秘の森」、福島征二「吉島釣公園の夕暮」、藤井一美「剪定(春の準備)」、森脇貞之「雨上がりの歩道にて」、森脇稔「月夜のみつまた」、渡部結衣「青春の1ページ」▽竹原市 山本宣男「穏やかな夜明け」▽三原市 大多和洋道「北帰行」、田川靖男「地上に咲く梅花」、山本清博「アート」▽尾道市 大亀敏康「岩城橋開通の前夜」、高橋幸美「整列」、津島裕子「見かけない顔だニャ」、村上ヒロヨ「コロナ禍で順序が変わりました」▽福山市 池田守「見返り鴨」、柿原悦子「空飛ぶ椿」、小林正志「夕映えのネコヤナギ」、立花つむぎ「春のときめき」、戸田智浩「夕映えエクスプレス」、永浜富士雄「光輝」、平岩真吾「黄色の輝き」、平岩典子「春の目覚め」、矢隈明彦「速く咲いて」▽庄原市 田辺裕貴「夢をのせて」▽東広島市 是行義治「異次元の出口!」▽廿日市市 岡村知明「ルールを守って」、斉藤利正「桜の上を天高く」、西谷正子「渦の道」、服部隆「カモメの感染対策?」、横山聡司「新白島レーザー」▽熊野町 村上泉「ふでりんアートイルミネーション」▽北広島町 上田弘子「待遠しい春」▽世羅町 土井正司「魅惑」
<山口県>岩国市 狩山睦江「黄昏時」▽平生町 野村和彦「空中殺法」
<岡山県>笠岡市 角田訓也「スマイル・フィールド」、村上博昭「瀬戸の日の出」▽倉敷市 守谷勉「龍神に見守られて」▽里庄町 柳田愛子「夢想花」
「読者の写真 2月の入賞作」1席は、応募規定に沿っていないことが判明したため、入賞を取り消しました。
☆☆ 応募規定 ☆☆
題材は自由。当月に撮影した自作で未発表の2Lプリント。二重応募や類似写真、極端な画像加工は禁止。作品の裏に題名、撮影日、撮影地、撮影状況、郵便番号、住所、名前、年齢、電話番号を明記。締め切りは毎月末(消印有効)。作品は返却しない。著作権、肖像権を順守し、撮影対象人物には応募の了解を得ること。
あて先 | 〒730-8677広島市中区土橋町7の1「中国新聞読者の写真」係 |
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入選発表 | 翌月第3日曜付朝刊・ホームページ中国新聞デジタル |
月間賞 | 1席1点=2万円、2席1点=1万円、3席3点=5千円、佳作5点=クオカード2千円、ファミリーコーナー3点=クオカード千円 |
年間賞 | 一般の部1~3席、ファミリーグランプリ。それぞれに中国新聞社賞、キヤノン賞、泉美術館賞。 |