来季も広島でプレーすることが決まったメイヨ

 バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)広島は20日、ニック・メイヨ(24)と来季の契約に合意したと発表した。来日3季目で3クラブを渡り歩いてきた「点取り屋」にとって、初の残留。「熱いブースターの皆さまの前でまたプレーできる日が楽しみ」と気持ちを新たにした。

 米国出身。2019年に千葉Jに加入し、昨季は北海道で平均21・5得点を挙げて得点王に。広島に移籍した今季は平均得点こそ16・1点に下げたものの、来日最多の平均34アシストや守備面などで進境を示し、チームのB1初勝ち越しに貢献した。「個人のスタッツが良くても、チームが勝たないと意味がない」が口癖だ。

 今オフで他の外国人選手がチームを離れる中、唯一残留が決まった。好きな食べ物はお好み焼き。「広島はブースターも街も素晴らしく、いいところだ。バスケをするのにとても良い環境が整っている」。高校時代には野球の投手として最速150キロをマークした剛腕。右手一本での豪快なダンクでも、広島ブースターの心をつかんだ。

 西地区6位に終わった今季。広島の悲願であるチャンピオンシップ(CS)進出への思いも残留を後押しした。「今季は新型コロナウイルスの影響も大きかったし、もう少しで勝てそうな試合も何試合かあった。来季はそこを勝ち切っていけば、CSに行く可能性も高くなる。勝利のために何ができるかをもっと考えていきたい」。頼れるオフェンスの柱として、自覚と責任を漂わせる。