中国地方の2022年の春闘は、新型コロナウイルス禍からの業績回復を踏まえ、前年を上回る待遇改善の動きが広がっている。連合広島の今月の調査によると、広島県内のベースアップ(ベア)と定期昇給を合わせた月給の賃上げ率は平均2%を超える高水準だった。ただ、長引くコロナ禍やウクライナ危機などによる原油や原材料の高騰で賃上げが停滞する企業もあった。

 連合広島がまとめた調査では、12日時点で会社側から回答を得た労組のうち、金額が明らかな158労組の月給の平均賃上げ率は2・28%。前年の同時期を0・44ポイント上回った。