米軍岩国基地に飛来した米空軍のステルス戦闘機F35A(2021年12月10日)

 広島県内で米軍機が原因とみられる騒音が急増している。県内の6測定地点で、「騒がしい街頭」に相当する70デシベル以上を2021年度に計9664回記録。米軍岩国基地(岩国市)への空母艦載機の移転完了後の18年度以降で最多となり、完了前の17年度から25倍に増えた。台湾海峡有事に備えた訓練の影響もあるとみられ、住民から不安の声が上がっている。

 中国四国防衛局が騒音測定器を置き、移転完了前からデータのある県内6地点の記録を県が集計した。地点別では、岩国基地を離陸する航空機の飛行ルート直下の大竹市阿多田島が5153回で最も多く、17年度の22倍になった。大竹市西栄は88倍の929回で増加率が最大だった。

 残る4地点も、