広島県で新型コロナウイルスに感染して入院している重症者が23日、ゼロになった。昨年12月31日以来143日ぶり。県が24日に公表したまとめで分かった。

 流行の第6波のさなかの今年2月には重症者は19人となった。その後、3月はおおむね10人未満で推移。4月末に一時10人となったが、以降は減っていた。県の感染症対策の担当者は「3回目のワクチン接種率が高くなり、最近は重症化しやすい高齢者の感染割合が比較的低く推移しているため、重症者が減っている」とみている。

 県によると、23日は165人が入院し、現在の確保病床576床に占める病床使用率は28・6%。中等症での入院は24人となっている。また、ホテルなどの宿泊療養は754人だった。 県の担当者は「若い人でも中等症で入院する人もいる。自分自身や周囲の人の重症化の防止のためにワクチン接種を検討してほしい」と呼びかけている。(衣川圭)