【広島―日本ハム】8回を無失点に抑え、交流戦に初勝利した床田

【広島10日本ハム】(31日、マツダ)

 広島東洋カープが零封勝ち。連敗を4で止めた。ヒーローインタビューでは決勝の犠飛を放った菊池涼介が、好投した床田寛樹に「本当にありがとうございました。ナイスピッチングです」と頭を下げ、マツダスタジアムは拍手に包まれた。

 先発床田は82安打無失点の好投。今季初の2桁、自己最多となる12奪三振で日本ハム打線を寄せ付けなかった。交流戦自身初勝利をつかみ「先頭打者を出さなかった。そこが一番良かった。絶対勝ちたいと思って(マウンドに)上がった。ストライク先行でいけたし、野手も守ってくれた。リズムよく投げられた」と振り返った。

 八回の攻撃で代打を送られ「頼むから点を取ってほしいなと思っていた」と床田。代打堂林翔太が二塁打で出塁するなどして1死三塁をつくり、菊池が打席に向かった。「トコちゃんが切れっ切れの投球をしていて。僕らは切れが全くなかったので、申し訳ないと思っていた。絶対ここで1点取りたいと思って打席に入った」と、左翼へ犠飛を打ち上げた。

 九回は栗林良吏が締めた。チームの貯金は3に。交流戦3カード目で初めて初戦を取った。菊池は「毎日勝ちたいという思いでやっているが、流れが悪いときや、ベンチがちょっと暗過ぎるなという日々が続いていた。この1勝を機会に士気を上げて、今度は打者が助けられるように頑張っていきたい」と誓った。