<2>「政治とカネ」への視線、「厳しくなった」82%

 2019年の参院選広島選挙区で起きた大規模買収事件では、発覚後の20年4月から7月にかけて当時の三原市長、安芸高田市長、広島県安芸太田町長が買収資金の受け取りを認めて辞職した。 

 河井克行元法相(59)と妻の案里元参院議員(48)による前代未聞の買収事件。アンケートでは、有権者の「政治とカネ」への視線が厳しくなっていると思うか聞いたところ、「はい」が82・6%に上った。「どちらともいえない」は12・0%、「いいえ」は3・3%だった。

 一方、有権者の政治不信を感じるかどうかは、「感じる」20・7%、「感じない」27・2%で分かれた。

 感じる理由は「投票率の大きな低下」(山口県下関市)、「やはり河井夫妻の大規模買収事件が大きく影響していると思う」(広島県熊野町)など。感じていない方は「行政側も議会側も地域に寄り添って活動しているため」(広島県神石高原町)「まちづくりに関心が高い」(島根県海士町)などと答えた。

 過半数は「どちらともいえない」を選んだ。「不信というより、無関心による政治への理解がされていないのでは」(岡山県備前市)、「調査したことがなく安易に答えられない」(広島県大崎上島町)などを理由に挙げた。