平和大通り沿いの露店に並ぶ人たち(4日午後5時半、広島市中区三川町)

 「ことしの『とうかさん』の人出はすごかったね」。635日に広島市中心部で開かれた初夏の風物詩「とうかさん」は、そのにぎわいが話題になった。調べてみると、会場の円隆寺(中区)の来場者は約34千人。コロナ禍で規模を大幅に縮小した過去2年と比べると、なんと34倍に。歩行者天国がなく、少ない露店に人が集中して混雑も起きたようだ。

 とうかさん初日の3日。3年ぶりに500個のちょうちんが飾られた円隆寺の境内は、浴衣姿の参拝者の姿が絶えなかった。周りには約60の露店が軒を連ねた。例年の10分の1ほどの出店だったが、長い行列ができた。ちょうちんも露店もなかった2020年と21年とはまったく違う、華やいだ祭りのムードに包まれた。

 アリスガーデン(中区)と紙屋町地下街シャレオ(中区)では3年ぶりに「ゆかたできん祭」(35日)が開かれ、ダンスステージなどがあった。主催者の一つの広島市中央部商店街振興組合連合会の関係者は「来場者数は想定外の多さ」と打ち明ける。

人出のピークは何時だった?