フェロコークスの研究開発について 説明する長島部長=福山市(撮影・井上貴博)

 福山港を臨むJFEスチール西日本製鉄所福山地区(広島県福山市)。真っ黒な石炭がうずたかく積まれたヤードの近くに、配管が縦横に走る三つの「塔」がある。高さ58~38メートル。製鉄時の二酸化炭素(CO)排出を抑える原料の製造設備だ。「実用化すれば、足元のCO削減に貢献できる」。同社コークス技術部の長島康雄部長(55)は熱っぽく語る。