延長十一回、広島2死、宇草㊨がサヨナラ本塁打を放ち、笑顔で生還する(撮影・山本誉)

 人生初のサヨナラ本塁打。低い弾道と手に残る感触を信じ切れず、宇草は夢中で走り出した。スタンドインを見届けた二塁手前で、ようやく右手を高々と上げた。「みんな待ち構えてくれて。めちゃくちゃうれしい。やばいっす」。会沢や上本ら先輩の喜ぶ姿を見て、感情を爆発させた。