五回、阪神1死一塁、治療のためベンチに戻るアンダーソン㊥

 【広島―阪神】(23日、マツダ)

 広島東洋カープのアンダーソンが気迫の続投で同点劇を呼び込んだ。

 02の五回1死、近本に安打を許すと右脚を気にするそぶりを見せた。駆け付けた投手コーチとトレーナーとともに、ベンチ裏に引き揚げて治療。再びマウンドに戻ると、投球後に右脚をかばう動きを見せたが、続投を志願した。4番佐藤輝を遊飛、5番大山を二ゴロに打ち取り、追加点は許さなかった。

 試合が始まった午後6時の広島市内の気温は30・3度。来日1年目の右腕は帽子のつばから汗をしたたらせながら投球。「米国でもフロリダでプレーしたことがある。すごく暑い中で投げた経験があるので、日本の夏も問題ないと思う」。蒸し暑さで体力を奪われても、先発としての最低限の役割を果たした。

 52失点(自責0)、97球の熱投。五回の攻撃で代打を送られて交代。代わって打席に立った羽月隆太郎の安打をきっかけに、打線が2得点して同点に。自身の黒星は消えた。