「全国からの支援は被災者に希望を与えてくれた」。坂町の追悼式で遺族代表としてあいさつする大畠さん(撮影・藤井康正)

 「被災前よりも活気あふれ、安心安全に暮らせる町になるよう切に願います」。広島県坂町で3日に開かれた西日本豪雨の追悼式で遺族代表のあいさつをした介護職員大畠英嗣さん(53)=広島市安芸区。当時78歳だった父親の功さんを亡くした。建物がなくなった町内の実家跡を訪ねると、寡黙な父親の面影が浮かぶ。

 大畠さんは同町付近に強い雨が降り続いた4年前の76日夜、小屋浦地区で暮らす両親に電話をかけ続けた。しかし、つながらない。胸がざわつくまま時が流れ、