支持者を前に大規模買収事件を批判する広島選挙区の候補者(手前)

 参院選(10日投開票)の終盤を迎え、2019年の前回選で大規模買収事件が起きた広島選挙区(改選数2)で、「政治とカネ」を巡る訴えが交錯している。前哨戦の議論は低調だったが、公示後は各候補者が重要な争点の一つとみて積極的に言及。事件の真相究明を求めたり、政治資金や国会議員の経費の透明化を掲げたりしている。

 「恥ずかしいニュースが3年も流れた。大規模買収事件が起きた広島から、きれいな政治を求めよう」。無所属新人の三上絵里氏(52)=立憲民主、国民民主、社民推薦=3日、広島市中心部で声を上げた。