元気に育った桜並木の前で15年間の活動を振り返る田辺さん(左端)たち元会員

 再開発が進む広島市東区二葉の里で、原爆で焼失した桜並木をよみがえらせたNPO法人「二葉の里に桜並木を復活させる会」が15年間の活動に幕を閉じ、解散した。桜が根付き、会員が高齢化したことから区切りを付けた。会員は「これからは桜の木に地域を見守ってほしい」とさらなる成長を願っている。

 「よくここまで育ってくれた。会はなくなるが、100年、200年先まで残ってほしい」。同会の代表理事で郷土史家の田辺良平さん(87)=東区=が桜の木を仰ぎ見た。