錦帯橋の上で鐘を鳴らすボーイスカウト(中央)の代表たち

 米軍による広島への原爆投下から77年を迎えた6日、山口県岩国市の錦帯橋では、平和への願いを込めて鐘を鳴らす催しがあり、高校生やボーイスカウトの小学生、地域の人たち約80人が参加した。

 主催した岩国ユネスコ協会の岡崎天隆会長(79)が、「多くの方が犠牲になられた。絶対戦争はあってはならないと、一人一人強い気持ちを持つことが大切」とあいさつした。その後、代表10人が一人ずつ橋の上で鐘を鳴らし、参加者全員で黙とうした。

 鐘を鳴らしたガールスカウトの平田小3年松岡未咲希さん(9)は「母に広島に原爆が落ちたことを教えてもらった。恐ろしい戦争はなくなってほしい」と話した。

 高校生の代表として平和のメッセージを読み上げた岩国高3年小島陵太さん(17)は「中国と台湾の関係に危機感を感じる。戦争を知らない若い自分たちが、社会のためにできることを考えたい」と力を込めた。(川村奈菜)