折り鶴を手向ける生徒たち

 原爆で犠牲になった子どもや教職員の慰霊祭が4日、広島市中区の平和記念公園南側緑地帯に立つ「原爆犠牲国民学校教師と子どもの碑」の前であった。

 市内46小中学校の児童生徒や遺族たち約600人が参列。黙とう後、代表して大州小6年亀若玲那さん(12)は「戦争の悲惨さや、復興から学んだ支え合う力や互いを信じて前に進むことの大切さを世界に発信していく」と力強く誓った。各校の代表が折り鶴を手向け、全員で「青い空は」を合唱した。

 碑は1971年、広島県と市の各校長会や保護者団体、県教組など11団体の建設委員会が建て、慰霊祭は48回目。昨年は56校が参加したが、ことしは原爆の日に登校日を設けられず、約半数が4日を登校日にしたため、慰霊祭の参加校が減ったという。(伊藤友一)