碑前で平和を誓う藤末君(手前左)と片岡さん(同右)

 広島市中区の広瀬小で3日、学区の原爆死没者慰霊祭があった。校庭の慰霊碑を前に、参列した住民や児童たち約250人が平和への祈りをささげた。

 児童146人による「青い空は」の斉唱後、黙とう。主催した慰霊事業委員会の寺田稔会長(83)が「原爆の悲惨さを伝え、次世代に命の尊さを継承したい」とあいさつした。

 児童代表で6年の片岡淳美さん(12)と藤末龍君(11)が「平和の誓い」を発表。「核兵器や争いによる苦しみのない世界を願う。まずは、被爆体験を聞くなど過去の過ちを学び、伝えたい」と声を響かせた。爆心地に近い同学区では、慰霊碑を建てた2004年以降、毎年慰霊祭を営んでいる。(三宅瞳)