平和記念式典に向け設置が進む大型テント(撮影・山崎亮)

 広島市は24日、中区の平和記念公園で8月6日に開く平和記念式典の会場設営を始めた。原爆資料館本館の耐震改修工事に伴って仮囲いが設置された影響で、席数は昨年より3割減る。作業は5日まで続ける。

 この日は原爆慰霊碑前の「中央参道」を通行止めにし、市職員や委託業者たち約20人が作業。クレーン2台で10メートル四方の大型テントを8張り組み立てた。

 本館耐震改修工事の影響で、昨年は1万1千席用意した席数は7300席となる。暑さ対策でほぼ全面を計34張りのテントで覆う。さらに、広島国際会議場内のホール2カ所で式典を中継し、屋内でも見られるようにする。ホールは当日午前6時半から開放する。

 昨年は約5万人が参列しており、市市民活動推進課の市岡泰三課長は「万全の準備をしたい」と話す。

 市はこの日、原爆資料館東館の北側にも入館待機者向けにテント9張りを設置した。本館のピロティが待機場所として使えなくなったためで、修学旅行シーズンの10月末まで設置する予定だ。(伊藤友一)