防災マップを広げ、入選を喜ぶ亀崎学区少年消防クラブのメンバー

 地域の防災や防犯をテーマに全国の小学生が作った地図を対象にした「ぼうさい探検隊マップコンクール」で、広島市安佐北区の亀崎学区少年消防クラブの作品が入選した。2014年の広島土砂災害で被災した同区の住民から当時の様子を聞き取って仕上げた。

 縦80センチ、横110センチの模造紙に、可部東地区の新建団地を中心に土砂災害や崖崩れの被災状況を写真とともに記載。被災者から当日の様子を聞き取り「大雨の時、2階の山側でない部屋に避難する」「寝る時には懐中電灯を必ず用意しておく」などと書き込んだ。

 メンバーは6~12歳の16人。昨年8月と9月に可部東地区を保護者と2回視察。10月末にマップを完成させ日本損害保険協会などが主催する同コンクールに応募。全国2871点の中から入選17点に入り「ぼうさい探検隊賞」に選ばれた。「災害の教訓を後世に伝えるマップ」として評価された。

 1月21日に東京都で表彰式があった。亀崎小3年森岡蒼生君(9)は「自然の力は怖いと思った。二度と起きてほしくない気持ちを込めた」と話している。(中川雅晴)