桐原地区の防災マップを作った三入小の児童

 広島市安佐北区の三入小4年生が、2014年8月の広島土砂災害で被害を受けた学区内の桐原(とげ)地区の防災マップを作った。児童の防災意識を高めようと、同小が企画した。

 マップは、児童50人が12班に分かれてそれぞれ作製した。地元の自主防災会のメンバーたち6人と一緒に、災害の爪痕が残る中で復旧工事が進む桐原地区を視察。土砂災害や河川氾濫を想定し、指定避難所である同小に行くための安全な経路を書き込んだ。

 さらに現地を歩いた感想を写真とともに紹介。「土のうがつんでいるままなのであぶない」「道がほそいのでどしゃがながれると、にげ道がなくなる」などと記した。マップはクラス内で発表し、教室に掲示した。

 山間の桐原地区は、土砂災害で80代の1人が亡くなった。小西駿君(10)は「予想以上に危険箇所が多いと分かった。災害時には早めに避難したい」と話していた。(中川雅晴)