ある日、階下の穏やかな海を眺めていると、海面のあちこちが黒くウエーブを描いては移動していた。大きな魚に追い掛けられた小イワシなどがパニックになり、海面近くで群れとなることで見られる「ナブラ」という現象だ。捕食魚はスズキ? ボラ? サバ? アジ? などと想像してみる。さらにその群れを空からカモメが狙う。厳しい自然界の営みを目の当たりにした朝だった。(西谷正子)