「キャンパス自然発見ツアー」が11日、東広島市の広島大学東広島キャンパスであった。学生や大学院生、職員合わせて14人が参加し、大学内にあふれる自然と触れ合った。

 湿地や水田、林など13ポイントを巡り、各所でナビゲーターの説明を受けた。生息するイモリやヤゴを網ですくい、自生するショウブをつんで香りを確かめた。

 参加した法学部2年脇やよいさん(19)は「大学内にはたくさん自然があることに、あらためて気付いた」と話していた。

 広島大は約30年前、今の場所への移転を開始。それに伴う開発でため池や棚田が埋め立てられ、多くの生物がすみかを失った。その後の保護運動により現在は約30種類の絶滅危惧生物が見られ、初夏にはホタルが観測される。

 ナビゲーターの理学部植物管理室・青山幹男さん(62)は「言葉だけでなく体験することで、知識を得る手助けになってほしい」と話していた。 (2年草野玲央奈)