新たに2人の感染を発表する松江市の記者会見
3密回避やマスク着用の徹底を呼び掛ける久保田市長

 島根県と松江市は28日、新たに3人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。松江市在住の30代男性と、年代性別非公表の人で、いずれも軽症。あと1人は浜田市在住者で、無症状という。

 【グラフ】島根県の新型コロナウイルス感染者数と医療提供状況

 松江市によると、30代男性は24日にせきの症状が出て、27日のPCR検査で陽性が判明した。23日に市内にある勤務先の同僚と5人以上で、市内の飲食店で会食しており、25日まで勤務していた。飲食店の関連では、現時点でほかに感染は確認されていないという。

 新たに感染したもう1人は、26日の検査で陽性となった市内在住者の濃厚接触者。23日に鼻づまりが出て、27日に感染が確認された。県外移動歴はないという。

 26日に感染の分かった市内在住者を含めた計5人は、市内の共通の立ち寄り先で会話や食事をしていたが、きょう確認の1人はこの立ち寄り先は訪れていないという。立ち寄り先でのクラスター(感染者集団)が発生したかどうかは引き続き調査中という。

 県によると、浜田市在住の感染者は、26日に感染が確認された同市在住者の接触者。県による接触者調査の中で浮上し、27日の検査で分かった。この感染者は24、25日に勤務先に出ていた。不特定多数の人と接触するような仕事ではないという。

 浜田市の久保田章市市長は28日、市役所であった定例記者会見で、市内で感染者が相次いでいる点について「感染者が出たのは残念だが、県内他市でも出ている。感染者が出ることを前提に行動しなければならない。3密の回避など基本的な感染症対策にしっかり取り組んでほしい」と述べた。また、年末年始の会食について「家族以外の人と会食をする場合は長時間での食事や大声での会話は避けて」と呼び掛けた。 

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