校則や学校生活のルールについて話し合う私立大東学園高の生徒や教職員ら=2018年11月、東京都内(同高提供)

 ▽生徒会訴え→学校側が認めたケースも

 生徒の主体性や多様な性を考慮し、性別に関係なくスラックスやスカートを選べる制服の導入が全国で進んでいる。一方、「頭髪の自由」はまだハードルが高い。男女別に髪形の規則を定め、耳の上や襟足の髪を刈り上げ段差ができる「ツーブロック」を禁止したり、パーマや毛染めをしていない「地毛」だという証明書を求めたりする学校もある。

 「なんでツーブロックはだめなの?」。福岡市のある中学で9月、3年の男子生徒が頭髪の規則を話題にすると、担任教諭が口を挟んだ。「じゃあ、人生を懸けてツーブロックで高校受験に行ったらどうだ」。生徒たちは押し黙った。その場にいた女子生徒(14)は「受験を理由にされると何も言えなくなる」と打ち明ける。