広島大(東広島市)は、広島東南ロータリークラブの寄付を活用し、経済的に困っている学生に計432個の生理用品を配った。

 同クラブは女性会員が多く、「女性を支援したい」という声から寄付を思い立った。広島大の女子学生21人に聞き取りをしたところ、「生理用品を買えないという悩みを友人から聞いたことはないが、デリケートな話だから言えない人もいるはず」との声が届いた。

 生理用品は東広島、霞、東千田の各キャンパスの保健管理センターで配布。人間社会科学研究科博士課程後期2年のフォン・チュンさん(33)は、今回の支援を知り「女性ならではの問題に注目してくれ、うれしい。今後、各トイレに生理用品を据え付けてもらえればありがたい」と支援の広がりを期待する。

 同大の理事・副学長の宮谷真人さん(64)は「広島大には保健管理センターの相談窓口に女性職員がいる。いろいろな不安を遠慮せず相談してほしい」と話している。(大学院1年 頼金育美)