▽アマは無観客や中止

 広島、岡山が緊急事態宣言の対象地域に追加されることが14日決まり、中国地方のスポーツ界は対応に追われた。

 広島東洋カープはマツダスタジアム(広島市南区)で開催するDeNA戦(16日)、阪神戦(21~23日)、西武戦(25~27日)の計7試合が対象。すでに定員の50%となる1万6500席を上限に販売し、全席完売している。宣言期間中の入場者や飲食の販売などについて、球団は自治体の要請を受けて対応を進める方針を示した。

 J1サンフレッチェ広島は、宣言期間中の26日にエディオンスタジアム広島(広島市安佐南区)で浦和戦を予定。定員の50%の1万7500人を上限に、12日から前売り券を販売している。クラブは「観客数を含めた対応は、県からの要請内容を見た上で決めたい」としている。

 アマスポーツは対応が分かれた。15日に始まる広島県高校総体は、計画通り原則無観客で32競技を6月中旬まで実施する予定。中国実業団陸上連盟は15、16日の中国実業団選手権(三次市)を無観客で実施する。

 大学野球は広島六大学、中国六大学ともに春季リーグ戦を予定通り実施。22日から倉敷市である社会人野球の日本選手権中国地区予選も無観客での開催が決まった。22日から1回戦が始まる第101回天皇杯全日本サッカー選手権も予定通り開催される。

 一方、延期や中止を決める競技団体も。中国大学サッカー連盟は15日~6月20日に予定していた中国大学リーグや中国大学選手権などの公式戦を中止に。高円宮杯U―18プリンスリーグ中国は第7節(15、16日)の全5試合が中止となった。

 中国ゴルフ連盟は5月下旬~6月上旬に予定していた主催試合の延期を決定。5月26~29日の中国アマチュア選手権(下関GC)は、競技日程を4日間から3日間に短縮し、6月16~18日に実施する。