市が廃止の方針を決めた小売市場

 岩国市が、同市岩国の市小売市場を廃止する方針を固めたことが12日、分かった。施設が老朽化し、営業中の2店がともに今春の廃業を決めたためだ。市は今後、廃止や解体の時期、跡地の活用を検討する。1952年に開設し、戦後の復興期から親しまれた地域の「台所」が姿を消す。

 オープン当初は鮮魚や青果、総菜など35店が並んでにぎわった。79年の大幅改修で12店に縮小された現在の建物は、木造一部2階建てで延べ床面積約360平方メートル。開設時の部材を使っており、老朽化が際立つ。

 ▽先延ばしにしてきた廃止…