実験室でビールの匂いを嗅ぎながら成分を記録する岸本研究員

 グラスに注がれたビールをゴクリ。苦み、のどごしとともに爽やかな匂いが鼻を抜ける。「匂いの設計図を描いて調整できるようになれば、魅力的な商品開発にもつながる」。酒類総合研究所(東広島市)の岸本徹研究員(47)は、ビールらしさに欠かせない香りの研究に打ち込む。