運動部デスク日誌

記事一覧

  • 夢見たジャイアントキリング (2021/6/10) 

     夢を見た。時間が進むにつれ「ジャイアントキリング」(番狂わせ)の期待は膨らんでいった。サッカーの天皇杯全日本選手権の2回戦で、広島県代表の福山シティは、J1の清水に0―1で惜敗した。  福山シティ…

  • ボランティアが支える東京五輪 (2021/6/9) 

     「五輪はスポーツと平和の祭典」という言葉を、最近よく耳にする。五輪取材を経験した者から言わせてもらえば、五輪は「ボランティアの祭典」でもある。2016年のリオデジャネイロ大会では5万人のボランティ…

  • 日本新、山縣亮太が刻む「365歩のマーチ」 (2021/6/7) 

     山縣亮太らしい、サプライズだった。陸上の布勢スプリント男子100メートル。「ゼッケン644番」の一般参加選手にとって、このレースの最大のミッションは五輪参加標準記録(10秒05)の突破だったはず。その…

  • 山縣 五輪代表入りへの勝負どころ (2021/6/6) 

     3度目の五輪出場を目指す山縣亮太(セイコー)の挑戦は、いよいよ大きなヤマ場を迎える。6日に鳥取市のヤマタスポーツパーク陸上競技場である陸上の布勢スプリント。男子100メートルは今月下旬の日本選手権…

  • 兄から弟への愛のむち (2021/6/5) 

     兄から弟への強烈な愛のむち―。3日に日本サッカー史上初めて実現した「兄弟対決」の素直な感想である。多くのファンが注目したフル代表と24歳以下(U―24)代表の一戦は3―0で「兄」が完勝した。東京五輪を1カ…

  • 目標は「本塁打王」 (2021/6/4) 

     2018年11月、和歌山市内のホテル。広島東洋カープから3位指名を受けた智弁和歌山高の17歳が契約を結んだ。球団との交渉終了後、プロでの目標を色紙に書いてもらうと、照れながらもペンを走らせた。書い…

  • 気が早いのですが、新人王争いが気になります。 (2021/6/3) 

     プロ野球のマイナビオールスターゲーム2021のファン投票の中間発表があり、阪神の新人、佐藤輝明がセ・リーグの外野手部門で両リーグ最多得票となる4万7769票を集めた。セ・リーグの抑え投手部門では広…

  • 賽は投げられた (2021/6/2) 

     女子テニスの大坂なおみの全仏オープン棄権が大きな波紋を呼んでいる。大会前の5月27日、「これまで記者会見に参加したり見たりし、アスリートの心の健康状態が無視されていると感じていた。自分を疑うような人…

  • 会沢がいないということ (2021/5/31) 

     先日、本欄で「当たり前と思っていたものほど、その喪失感は大きい」と書いた。この言葉を再び、しかもこんなに早く使うことになるとは。30日の広島―ロッテ戦を見ながら痛感する。広島東洋カープの「扇の要」、会…

  • 白熱のストーブリーグ (2021/5/30) 

     「ストーブリーグ」は、一般的にプロスポーツの移籍などの動きを指して使われる。野球のオフシーズンが、ストーブの必要な時期であることから、そう呼ばれるようになったという説もある。こんな季節外れの言葉に…