運動部デスク日誌

引き継がれる「背番号」「技」

2021/2/12

 11日のカープの沖縄キャンプ。ドラフト1位ルーキー栗林が、永川投手コーチからフォークの指導を受けた記事が紹介された。
 永川コーチは現役時代、フォークを決め球に、球団最多の165セーブをマークした。栗林もフォークの使い手で、カウントを取る球と空振りを奪う球を投げ分けている。「背番号20」の先輩である永川コーチに、アドバイスを求めたのである。
 昨季のセ・リーグ新人王の「背番号18」森下は、1月の自主トレーニングで、かつて「18」を背負った米大リーグ・ツインズの前田健からスライダーを教わった。投球の幅を広げようと、貪欲に取り組んだ。
 カープの歴史に名を刻んだレジェンドが、同じ背番号を引き継いだ次代を担うホープに、培った技を伝授する。素晴らしいドラマで、ファンにとってはたまらないエピソードである。できれば今後、カープを支えたエースから、「技」だけでなく、「心」の部分も受け継いでほしい。二人にはそれぞれ「18」「20」の新たな伝説をつくってくれることを願っている。
(下手義樹)


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