運動部デスク日誌

外国人選手や〜い

2021/2/20

 プロ野球開幕まで5週間を切った。ここからは練習試合、オープン戦など対外試合が本格化する。出場する選手も、1軍当落線上の若手から主力へと変わり、新戦力の見極めも進む。例年なら、各チームの戦力の大枠が見え始めるのもこの時期。月が変われば、野球評論家による順位予想も始まることだろう。
 ただ、今季の予想は評論家泣かせになりそうである。理由は明白。政府の緊急事態宣言に伴う外国人の入国措置の延長で、現在も6割近くの外国人選手が来日できない状態にあるからだ。近年のプロ野球は、外国人選手の「当たり外れ」がシーズンの成績に直結するケースが多い。彼らがいるといないとでは、リーグの勢力図が変わってしまうのである。
 セ・リーグでいえば、最も影響を受けているのはDeNAか。全外国人選手がキャンプに参加できていない。入国措置が緩和されたとしても、来日後に2週間の待機期間が必要だけに、開幕に間に合うかは厳しい状況にある。一方、広島、巨人、阪神は昨季まで日本でプレーしていた選手の大半がキャンプに参加できており、影響は比較的少ないかもしれない。
 このまま来日できない事態が続いた場合、日本野球機構(NPB)が何らかの救済処置を講じる可能性もあるが、状況は大きくは変わるまい。評論家のみならず、各球団の指揮官にとっても、先の見通せない難しいシーズンが近づいている。(小西晶) 


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