運動部デスク日誌

WALK

2021/2/22

 五輪の注目競技の一つが陸上である。100メートルやマラソンなど花形種目はある中、いま、競歩が熱い!
 競歩とは地味な印象をお持ちの方は多いと思うが、とても奥深い。競歩には厳しいルールが存在する。常に左右どちらかの足が地面に接していないといけない。前脚は着地の瞬間から地面と垂直になるまで膝を伸ばさないといけない。これらの「歩型違反」があると警告が出され、違反が続くと失格になる。独走の選手が失格となるハプニングもあり、激しいデッドヒートもある。過酷な長丁場のレースが繰り広げられる。スピード、持久力だけでなく、冷静な判断力も必要。見どころ満載の種目である。
 今夏の東京五輪。数ある陸上種目の中で、競歩が最もメダルに近いと言われている。男子20キロの世界記録保持者は鈴木雄介(富士通)。リオデジャネイロ五輪男子50キロ競歩では荒井広宙(富士通)が銀メダル。2019年の世界選手権男子20キロでは山西利和(愛知製鋼)が金メダルを獲得している。
 21日にあった日本選手権では女子20キロで東京五輪代表で21歳の藤井菜々子(エディオン)が初優勝。東京五輪代表で6連覇中だった絶対女王、岡田久美子(ビックカメラ)に圧勝した。五輪の楽しみが一つ増えた。皆さんもトップアスリートの「歩き」に注目していただければ。
(下手義樹)

【陸上】五輪代表の藤井菜々子(エディオン)20キロ競歩で初V 日本陸上


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