運動部デスク日誌

背番号11の後継者になれるか

2021/3/3

 「なんか寿人っぽいですね」。本日のスポーツ面に掲載している、サンフレッチェ広島の鮎川の写真を見て同僚がつぶやいた。低い体勢から鋭い動きだしでゴールへ向かっていく姿。確かにサンフレ史上最高の点取り屋、佐藤寿人をほうふつさせる。
 3日のYBCルヴァン・カップで、プロ2年目で念願の公式戦初先発を果たすことになりそうだ。どんな選手なのか、気になって過去の記事を調べると、1年前の新人紹介記事を見つけた。「ユース時代の寿人にそっくり」。池田フィジカルコーチがプレーを見て語ったと書いてある。
 身長164センチと小柄な体。DFとの駆け引きと一瞬のスピードでゴールに迫るプレースタイル。ピッチ上では先輩にも物おじしない姿勢。いずれも偉大な背番号11とかぶる。開幕前のキャンプでは練習試合で3戦連続ゴール。いくら練習試合とはいえ、限られたチャンスできっちり結果を出すのは、ストライカーに不可欠な要素である。
 攻撃型スタイルへの進化を図る今季。2月27日の仙台との開幕戦で新戦力のジュニオールサントスがいきなり決定力の高さを見せたが、課題の得点力アップを実現するには、プラスアルファの戦力が欠かせない。鮎川がそうなってくれれば、楽しみなシーズンになる。(日野淳太朗)


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