運動部デスク日誌

完走なるか

2021/3/31

 狭いコートで激しくぶつかり合う競技の特性を考えれば、仕方ないと割り切るしかない。バスケットボール男子Bリーグで新型コロナウイルスの陽性者が相次ぎ、試合中止に追い込まれている。先週26〜29日に予定されていたB1、B2の計36試合のうち実に18試合が中止となった。
 広島ドラゴンフライズも計5試合の中止が決まり、がっかりしたファンの方も多いだろう。Bリーグはこうした事態も想定し、リーグ成立の条件をあらかじめ設定。それはリーグがシーズン3分の2(40試合)を進行し、全クラブが最低30試合を消化すること。その条件を踏まえ、今季は既に成立している。
 つまり代替試合を無理にやる必要はないのだが、そうなると困るクラブが多いだろう。特に経営面である。試合がなければ当然、入場料収入がなくなる。スポンサー料が減額される可能性もある。中でも体力のないB2のクラブにとっては死活問題である。現にドラフラも昨季、無観客試合やシーズン途中打ち切りで数千万円の減収を余儀なくされた。
 リーグは代替試合の開催を模索しており、まだ全試合消化の可能性は残っている。日程調整や会場確保など難しい課題はあるが、コロナ禍でもシーズンを完走できる体制をつくることがリーグ発展につながっていく。(日野淳太朗)


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