運動部デスク日誌

ようやくベールを脱いだ新戦力

2021/5/14

 不思議な感じがする。いまは5月中旬。3月下旬に開幕したプロ野球も40試合近く消化している。この時期に「来日初登板」という言葉を連日、目にしたからだ。広島東洋カープの新外国人投手、ネバラスカスとバードがウエスタン・リーグでベールを脱いだ。
 新型コロナウイルスの影響で来日が遅れ、春季キャンプにも参加できなかった。あらためて特別なシーズンであることを実感する。まず、左腕バードが11日の中日戦(由宇)でデビュー。サイドスローから150キロ近い速球とスライダーのコンビネーションで1回無失点。相手にとっては打ちづらそうな投手ではないか。バードは13日のDeNA戦(由宇)にもリリーフ登板し、1回無失点に抑えた。
 13日にはネバラスカスが初マウンド。先発し、4回を無安打、無失点。完璧な投球で上々のアピールとなった。ともに半年以上も実戦から離れていたという。能力の高さをうかがわせた。
 「使える」と感じたファンの方も多かったであろう。安定感のある先発陣、リリーフ陣に、2人の新戦力がマッチすれば、より強固な投手陣になる。「こいのぼり」の季節は終わったが、毎年鬼門の交流戦も控える今後、逆襲への期待は高まる。あとは、20イニング連続無得点と元気がない打線が気になるところ。2人の「同期」、クロンの大爆発を願っている。
(下手義樹)


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