運動部デスク日誌

田中、長野、堂林をどう使うべきか

2021/5/15

 光が強ければ強いほど、その影は濃くなる。広島東洋カープの大勝に終わったDeNA7回戦。小園、羽月、石原、坂倉ら若ゴイたちの躍動に目を細めながら、その影にいるベテランの姿が気になった。いずれも1桁の背番号を担う堂林、長野、田中。主力であるはずの3人が、日に日に存在感を失っている。

 今夜を含めた最近5試合を振り返る。3人とも先発出場なし。堂林は代打、代走、守備固めで3試合に出場。代打の場面では、バントのサインが出た。長野は代打の1試合のみ、田中は守備固めと代打の2試合のみだった。これだけ出番が少なければ、絶対的な戦力であるとは言い難いだろう。

 疑問に感じるのは、首脳陣はなぜ、この3人を1軍に置き続けているのかである。3人が出番を失っているのは、開幕から打撃の状態が上がらないからだ。ならば、このような起用法で1軍に帯同させ続けて、調子が上向くのだろうか。それよりも、出場選手登録を抹消し、ミニキャンプをさせたり、2軍戦で多く打席に立たせたりするほうが近道ではないのか。

 3人とも、今更2軍で泥にまみれるレベルの選手ではないのは分かっている。だが、佐々岡監督が必要な戦力として考えているのならば、現状のままでいいはずはない。いらぬ遠慮があるなら、それはチームも選手も不幸にするだけである。(小西晶)


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